2012/10

児童らから「ハッピーバースデー」 日野原氏「いのちの授業」

“いのち”って何だろう 101歳の日野原氏が授業

 聖路加(せいるか)国際病院(東京)理事長の日野原重明氏(101)を招いた「いのちの授業」が15日、那覇市立天妃小学校(辺土名則子校長)の体育館で行われた。5年生約100人と保護者が参加した。日野原氏は「命があるということは自分が使える時間を持っているということ」と説明した上で、将来は人のためになるような時間の使い方をしてほしいと呼び掛けた。

 児童は自分の心臓の音を聴診器で聞くなど、命について考えた。日野原氏は果物の模型を用いながら心臓の大きさを当てるクイズを出し「握りこぶしのサイズがその人の心臓の大きさ」と述べた。「心臓は命ではなく、酸素と栄養を持った血液を脳や手足、全身に送るポンプ」と体の構造も紹介した。

 保護者には「家庭での教育が学校での教育より大切」と訴えた。10月4日に101歳の誕生日を迎えた日野原氏を祝福しようと、最後に児童全員で「ハッピーバースデー」を歌い、琉球ガラスなどを贈った。

 参加した仲村祐哉君(10)は「命を粗末にしてはいけない。それよりも困っている人を助けるために命を使っていきたい」と話した。

(2012年10月18日 琉球新報)


関学生コーヒー店賑わい

コーヒー専門店:関学大生のお店人気 豆の買い付けから販売−−西宮・駐車場に /兵庫

 ◇神戸に2号店「将来は海外にも」

 関西学院大学の学生が、西宮市門前町の駐車場にコーヒー豆専門店をオープンさせ、人気を呼んでいる。運営するのは、同大学の学生でつくる起業グループ「KGカッフェ製作委員会」。9月には神戸市中央区に2号店もオープンし、経営も軌道に乗り始めている。

 喫茶店でアルバイトをしていた文学部3年、廣瀬詳さん(21)ら3人が「地域に愛される店を持とう」と10年4月、同委員会を結成した。当初は、地域の祭りやイベントで屋台を出店し、コーヒーを販売。昨冬からは宝塚市の喫茶店で毎週1回、学生だけで接客や運営に携わってきた。

 今年5月、廣瀬さんらの活動を知った知人からの申し出があり、西宮市門前町の駐車場に念願の店を構えた。店舗は、使われていなかったたこ焼き屋の屋台をレンタルし、改修した。店員は商学部3年、浅田大起さん(21)ら4人。商社からの豆の買い付けや販売、配達などすべての作業を学生が担当している。店では「関学ブレンド」「コロンビア」など7種類のコーヒー豆を販売。その場でひいた豆を使ったコーヒーを飲むこともできる。「味の好みに応じて豆をひいてくれる」「豆の種類が豊富」と常連客も増えてきた。

 今年8月には廣瀬さんがブラジルを訪れて300キロの豆を買い付け、今月から販売を開始した。「買い付けのプロの商社の人たちと一緒に農園を回り、刺激を受けた」と話す。

 イベントへの出店は今後も続ける。11月4日、門戸厄神(西宮市門戸西町)の「であい市」ではホットコーヒーを販売する。今年9月には喫茶スペースを広くした2号店を神戸市中央区にオープンさせた。廣瀬さんは「コーヒーを通じて人と人の出会いの場を提供したい。海外にも出店するのが将来の目標」と意気込んでいる。

 西宮の店舗の営業は毎週木、日曜の正午〜午後7時半。豆の予約は、店頭のポストで常時受け付けている。詳しくは「KGカッフェ製作委員会」のホームページで。

(2012年10月27日 毎日新聞)


明治学院大で国連軍縮週間にあわせシンポ

「核なき世界」シンポで探る

 国連軍縮週間(24~30日)に合わせ、「核なき世界」への道筋を探るシンポジウムが28日、東京都港区の明治学院大であった。国連総会を舞台に呼び掛け、35カ国が合同で発表した核兵器の「非人道性」と「非合法化」を訴える声明への支持が相次いだ。

 非政府組織(NGO)の代表たちが討論。核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会の朝長万左男委員長は「非人道性を真正面から捉え、核兵器を廃絶する方向が定まってきた」と国際社会の情勢を歓迎した。

 一方、日本政府は米国の「核の傘」に国防を頼る政策との整合を理由に署名を拒否した。この点について、国連総会を訪れたピースボートの川崎哲共同代表は「米国に相談したとは思えない。政府中枢が署名してはならん、と考えているのが問題だ」と指摘した。

 シンポは核兵器廃絶日本NGO連絡会と明治学院大国際平和研究所が共催。約80人が参加した。

(2012年10月29日 中国新聞)


平良牧師「性の多様性」講演会

講演会:同性愛者の牧師、偏見除き理解を−−川崎で27日 /神奈川

 「日本キリスト教団三(さん)・一(いつ)教会」(相模原市南区)の牧師で、同性愛者の平良愛香(たいらあいか)さんの講演会「あなたの性は、何色ですか〜性の多様性を知る」が27日、川崎市労連会館(川崎区)で開かれる。午後2時からで申し込み、入場料ともに不要。

 同性愛は広く認識されてきたが、お笑い番組の「ネタ」にされたり、いじめの標的にされたりと理解は進んでいない。偏見を取り除き、性の多様性を伝えようと同市職員労働組合などが企画した。

 平良さんは沖縄県出身。20代前半で同性愛者だと公言し「100人いれば100通りの性があることを知ってもらいたい」と全国で講演を続ける。現在は牧師の傍ら立教大非常勤講師や、セクシュアル・マイノリティー・クリスチャンのための団体「キリストの風」代表なども務める。

 市職労の担当者は「身近に同性愛者であることを言えず苦しんでいる人がいるかもしれない。そんな人たちが堂々と主張できる社会をつくるため平良さんの話を多くの人に聞いてほしい」と話す。問い合わせは市職労(044・200・2600)。

(2012年10月25日 毎日新聞)


2012年10月30日のつぶやき

  • 【いのり☆フェスティバル2012】共同通信から記事を配信していただきました! 全国各紙に随時掲載される予定です。→ 「【こころ】キリスト教 若者に向け新たな発信」:イザ! http://t.co/He5WD0B8 #いのフェス Posted at 10:24 PM
  • RT @281028: @macchan1109 「言挙げせず」として対話をさける日本の習慣は、神との対話が大きな意味を持つであろうキリスト教に対して、コミュニケーションバリアーを解くくらいの心の中のハードルがある気がします。それは信仰者同士の対話においてもなのかもしれま ... Posted at 11:44 AM
  • RT @dolores_cl: 元メディア業界の人間としてやらしい言い方すると本田哲郎氏や奥田知志氏は宗教を取り上げることへ躊躇いがあるなかでも「取材ネタ」としてやりやすい。メディアへの露出が全てではないがキリスト教業界の外へ届く言葉と思想と実践があるかということは、伝道 ... Posted at 11:07 AM
  • いのり☆フェスティバル(#いのフェス)での鼎談「カミとホトケと、時々、オタク」なんかも誤解されがちだけど、別に「宗教多元主義」の実践ではない。信じるか信じないか、神か仏か、オタクかオタクではないか、その間には明確な「違い」がある。だからこそ「対話」する。じゃなきゃわからないから。 Posted at 10:58 AM
  • 「別に信じてんなら何でもいいんじゃね?」とか、「細かいこと言わずに、いっそ一つになって仲良くやろうぜ」という無責任な「価値相対主義」とは、やはり一線を画す立場だと思っています。自分とは「違う」相手を尊重するためにこそ…。 Posted at 10:52 AM
  • ただ、違いを「認める」「尊重する」というのは、「私はそう思わない」「私はそうしない」ということを表明しないことではない。「やはり私とあなたではここが違いますね」と確認した上で、敬意を払いつつ「私はこう思う」と明確に意思表示することが肝要だと思います。宗教間対話においてもそう。 Posted at 10:47 AM
  • 【キリスト教記者クラブ】昨日のオフ会にゲストとしてお越しいただいた中澤信幸先生が、さっそく持ち帰った宿題の答案を提出してくださいました。その誠実さに頭が下がります。→ もしもブログがなかったら… http://t.co/21WiAc4u @nobunさんから Posted at 10:23 AM
  • 【キリスト新聞社】≪新刊情報≫ 松本敏之著『神に導かれる人生』(268頁/1,890円)創世記1~12章による説教集『神の美しい世界』に続く、創世記説教集第2巻。09年6月から2年間にわたって語られた21編の説教。 http://t.co/sqytCwZe Posted at 10:16 AM
  • RT @dolores_cl: @macchan1109 中途採用クリスチャンとして全く同感です。クリスチャンになるということは、自分にとってはマイノリティーとして生きていくという決意でした。だからこそ、一部の学校出身者のマイノリティーなのに意味不明なエリート意識が本当に ... Posted at 06:30 AM
  • 深夜の遠吠えにお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m Posted at 02:07 AM
  • RT @ryotak: @macchan1109 牧師だけでなく、いわゆる「スーパー信徒」的な人の発言も必要でしょうね。実際、立場に縛られる牧師に比べて、そういう人たちの教界をヨコにつなぐ役割、結構大きいですからね。 Posted at 02:03 AM
  • 「超教派」とか「脱教派」とか言うと眉をしかめる牧師がいて、まして「他宗教と一緒…なんて、いったい何の意味があるの?」と糺されることもある。「エキュメニズム」への誤解も多い。でも、たかだか150年の歴史と1%未満の信徒数で「教派」や「主義」がナンボのもんじゃい…と。私見ですが! Posted at 02:02 AM
  • だから、教派が違っても大いに共感できることや共有できる問題意識はあるし、たとえ同じ教派の牧師でも相容れない部分は少なからずある。そう考えると、自分のアイデンティティ(立ち位置)としての所属教派は大事だし、捨てる必要はまったくないけれど、それ以上でもそれ以下でもない。 Posted at 01:57 AM
  • 私自身、実際に接するまで「福音派」にはかなりの先入観がありました。今でも拭いきれない部分はあるでしょう。しかし、この間つくづく思い知らされているのは、越えがたい「壁」は教派間の違いなんかじゃないということ。牧師個々人の持っている賜物、あるいはキャラクターの違いの方がよほど大きい。 Posted at 01:52 AM
  • 個人的に目指しているキリスト教ジャーナリズムの理想像もまさにそんな感じです。それは決して「両論併記」で中庸を説くような軟弱さではない。複雑に入り組んだ問題の背景を認識した上で、明快な答えの出ない曖昧さにも耐えながら、自らにも問い続ける姿勢。及ばずながら、日々模索中です。 Posted at 01:45 AM
  • でも、当事者には気付けない。だからこそ、一歩引いた俯瞰的な視点から両方に対して物を言える存在が絶対的に必要。できれば牧師が望ましい。その点、愛読するブログの書き手さんたちは皆そうした意味で尊敬に値する方々ばかりです。教派を問わず、そういう意識を共有できる人がもっと増えてほしい。 Posted at 01:35 AM
  • 立場上、右も左も、保守もリベラルも、教会派も社会派も、エキュメニカル派も福音派も、両方の立場の牧師や信徒たちと日々接するわけです。そうすると、お互いいかに相手のことを知らずに批判してるかがよくわかる。議論としてまったくかみ合ってないことが往々にしてある。 Posted at 01:29 AM
  • これらはいずれも、これまでなかったことの方がむしろ不思議なくらい。いや、その発想は業界内でも確かにあった…はず。でも、長続きしないか構想の段でポシャった。そこには、教団・教派、企業間の思惑、組織の限界、牧師の建前などの障壁が立ちはだかった。やはりやるなら有志か…。 Posted at 01:22 AM
  • やろうとしてまだ実現できていないのは、そうした共同体に誰もがアクセスできるような「窓口」としてのポータルサイト。今後のことを考えれば、紙でもイベントでもサークルでもないweb媒体での展開がどうしても必要。理想は、キリスト教版「彼岸寺」(超宗派インターネット寺院)。 Posted at 01:14 AM
  • 究極的にやりたいこと、やろうとしていることは一緒なんです。信徒か否かを問わない緩やかな共同体(コミュニティ)を形成して、「裾野」をより広げること。それを紙媒体(Ministry)でやるか、イベント(#いのフェス)でやるか、サークル(キリスト教記者クラブ)でやるかの違いだけ。 Posted at 01:03 AM
  • 秋葉前広島市長に国際平和賞 米のキリスト教団体(北海道新聞) http://t.co/v2FpuYnF Posted at 12:50 AM
  • https://twitter.com/macchan1109
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