米大統領の平和賞演説で抗議 京滋の宗教4団体、「戦争正当化」
仏教やキリスト教などの宗教者でつくる京滋の4団体が19日、米国のオバマ大統領に対し、ノーベル平和賞授賞式での演説やアフガニスタンへの米軍増派について抗議文を送った。
4団体は「世界の平和を求める京都宗教者連絡会」「京都宗教者平和協議会」「日蓮聖人門下・京都立正平和の会」「京滋キリスト者平和の会」。代表者として宮城泰年聖護院門主が署名した。
オバマ大統領が演説で「平和は犠牲を伴う」などと戦争を正当化する発言したことは、「心から平和を求める者への背信行為」とし、演説とアフガン増派の撤回を求めている。
(2009年12月19日 京都新聞)