2009/03

日野原重明 平和のメッセージ

講演:97歳の現役医師・日野原重明さん、平和憲法テーマに銀座で31日

◇恨みが恨み呼ぶ大人の戦争

 聖路加国際病院理事長の日野原重明さん(97)が31日、中央区銀座2の銀座ブロッサム(中央会館)で、憲法9条をテーマに講演する。現役医師としてそれぞれの命に向き合う傍ら、「子どもたちに平和のメッセージを伝えることが私の使命」と日野原さんは言う。

 「恨みが恨みを呼んで報復の連鎖を断ち切ることができない。それが大人の戦争だ」と日野原さん。小学校などでの出前授業では、「自分のごとく相手を恕(ゆる)す勇気を」と説いている。

 牧師だった父が戦前、戦中に広島女学院(広島市)の院長を務め、「原爆で多くの生徒たちが犠牲になったことを父は深く悲しんでいた」と振り返る。「人にはみな赤血球があり、白血球がある。いわば同じ泉からできている」。医学的に見ても、「予防医学で大切なのはきれいな空気や水。最高の公衆衛生は戦争がない状態だ」と強調する。

 当日は、命や平和憲法に込める自身の思いなどを語る。在日コリアンのピアニスト、崔善愛(チェソンエ)さんがショパンの「幻想即興曲」などを演奏するほか、女優の吉永小百合さんのメッセージも紹介される。

 午後1時半から。1300円(当日券)。問い合わせは、女性「九条の会」(平日のみ、03・5367・4671)へ。

(2009年3月29日 毎日新聞)


福音ルーテル教会 「景観重要建造物」に

景観重要建造物に札幌市が初の指定 福音ルーテル教会、めばえ幼稚園

 札幌市は二十五日、市中央区南一二西一二の日本福音ルーテル札幌教会と、隣接するめばえ幼稚園を、同市初の景観法に基づく景観重要建造物に指定することを決定した。

 同教会は一九三四年(昭和九年)建築で木造平屋一部二階建て三百四十二平方メートル。外観をモルタルで石造り風に仕上げた重厚感あふれる建物だ。

 同教会の関連法人が運営する同幼稚園は三七年(同十二年)建築の木造二階建て五百五十二平方メートル。同教会と対をなすデザインで、赤い三角屋根と白い板張りの外観となっている。

 同建造物に指定されると、現状を変更する際に市に申請が必要となるが、修繕時には国と市から補助金が出るほか、現行の建築基準法の規制も例外的に緩和される。道内ではすでに上川管内東川町が郷土館を指定している。

(2009年3月26日 北海道新聞)


カトリック教会がボリビア人家族支援

支援物資:失職のボリビア人25世帯に――津の教会

 津市西丸之内のカトリック津教会で28日、関西ボリビア人会(山田ロサリオ会長)が不況で職を失ったボリビア人家族約25世帯に米などの食料や生活用品を配った。

 品物は関西ボリビア人会が寄付を呼び掛けて集め、配布日は教会のミサなどで伝えた。配ったのは米、缶詰、砂糖などの食料品とトイレットペーパー、ティッシュペーパー、せっけんなどの生活用品。約30人が並び、午前11時に配り始めると、10分足らずで大半がなくなった。

 近くから訪れたというボリビア人女性(28)は自動車の部品工場で働いていたが、昨年12月に失職したという。「子どもが2人いるが、夫も失業中。食費と家賃に困っているので助かります」と話していた。

 深刻な不況を受け、関西ボリビア人会は再び4月4日に教会で中南米系外国人に品物を配ることを計画、寄付を呼び掛けている。教会のジョセフ・ハメル神父は「『仕事がなくなり困った』と信者から相談を受けることが多くなった。みんなで声を掛け合い、助け合おう」と話す。

 送り先は津市西丸之内18の21、カトリック津教会(059・228・2580)まで。

(2009年3月29日 毎日新聞)


沖縄キリスト教学院 「子育て支援室」開設

キリ学に子育て支援室 県内大学で初

 西原町の沖縄キリスト教学院大学・短期大学(ランドルフ・スラッシャー学長)に、子育て支援室を備えた新校舎が完成した。同大には過去に子育てしながら学ぶ学生が何人かおり、「子どもを安心して預けて勉強できる施設をつくってほしい」との要望が上がっていたため、将来的な需要を見越して整備した。同大によると支援室の設置は県内大学で初めて。

 仲門勇市常務理事は「子どもがいても安心して学び、働ける場を提供したい」と強調。具体的な運用方法は今後、学生や職員のニーズを把握しながら検討する考えだ。

 新校舎「沖縄キリスト教学院創立50周年記念SHALOM(シャローム)会館」の献堂式と完成披露会が28日開かれ、関係者が多数列席した。

 同支援室は学生や教職員の子どもを対象に、定員は子ども5人を想定。床張りの室内には子ども用の手洗い場やトイレ、簡単な炊事場があるほか、19・24平方メートルのスペースにベビーベッドや小さなテーブルセットが置かれ、絵本コーナーも設けるなど、明るくかわいらしい空間になっている。

 急な事情で子どもを預けられなくなった学生や職員が安心して授業や仕事に専念できるよう、子を預かるなどの利用形態を想定しているという。仲門常務理事は「子どもの安全を第一に、できるだけ早いうちにスタートさせたい。保育士の配置も視野に、保育科の学生の実習の場としての活用も検討したい」と期待を込めた。

 新校舎は2階建てで総面積2375・17平方メートル。同時通訳設備を備えたLL教室や自然科学実験室、大学院研究室、キリスト教研究所などが設置された。

(2009年3月29日 琉球新報)


「ベン・ハー」米TVで復活?

オスカー11冠!史劇「ベン・ハー」が米ABCでミニシリーズ化

 元祖スペクタクル史劇「ベン・ハー」が、米ABCで4時間のミニシリーズになることが決まった。米バラエティ誌が伝えたもの。

 「ベン・ハー」は、1880年に発表されたルー・ウォーレスによる歴史小説が原作で、ローマ帝国が支配するエルサレムのユダヤ人貴族ユダ・ベン・ハーの数奇な人生を、「新約聖書」のイエス・キリストの生涯を交えて描く叙事詩的ストーリー。過去にサイレント期の1907年と25年に、テクニカラーのトーキー映画として59年に、アニメ映画として2003年に4度映画化されており、中でもウィリアム・ワイラー監督、チャールトン・ヘストン主演の59年版は米アカデミー賞で「タイタニック」(97)と並ぶ最多11部門を受賞、今なお伝説となっている歴史劇だ。

 今回のTVミニシリーズのエグゼクティブプロデューサーを務めるのは、名匠ワイラー監督の息子デビッド・ワイラー。同じく古代ローマを描いた米HBO&英BBC制作の歴史ドラマ「ROME」の演出家スティーブ・シルがメガホンを取り、映画「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」(95)を手がけたベテラン脚本家アラン・シャープがペンを取る。

 同シリーズは、英国のアルケミスト・テレビジョン(TV映画「ココ・シャネル」)とスペインのドリムティム・エンターテインメントの共同制作作品。総制作費2250万ドル(約22億円)をかけ、今年5月からスペイン、モロッコ、カナダで撮影が開始される予定。キャストや米ABCでの放送スケジュールはまだ発表されていないが、決まれば大きな話題を呼びそうだ。

(2009年3月30日 eiga.com)


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