2008/11

今月の各誌 2008年11月28日(金)

■福音と世界(12月号)

 特集=死刑。人権・ハラスメント対策センターの講演会「人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいと思う――死刑制度を考える――」の記録をトップに、「死刑」の著者、ドキュメンタリー作家の森達也を中心に構成されている。同書については日基教団岩本教会牧師の斎藤篤が書評を、また森が書評している「死刑―
どうして廃止すべきなのか」の著者ホセ・ヨンパルト(上智大学名誉教授)が日本カトリック正義と平和協議会「死刑廃止を求める会」で行った講演を収録した。弁護士・小川原優之が「映画『休暇』を観て思うこと」、弁護士・田鎖麻衣子が「日本が抱える最大の人権問題:死刑」を。
 メリノール宣教研修所セミナーんい参加した中部学院大学短期大学部宗教主事の志村真が入手したチェッド・マイヤーズの「安息日経済についての聖書的ビジョン」の第5章「タラントを与えられた奴隷」を翻訳。
 上智大学教授の片山はるひの連載「日本近代文学の中のキリスト教」、まずは「遠藤周作とベルナノス①」で「聖化の物語」を。連載「明治キリスト教史の周辺」(太田愛人)はドストエフスキーとトルストイを取り上げた。(新教出版社・600円)

■信徒の友(12月号)

 特集=クリスマスの祈りを今ともに。東京神学大学准教授の中野実が「クリスマス物語の中のアリア」。ルカ福音書からマリア、ザカリア、シメオンの賛歌を紹介。それぞれに触れての黙想を日基教団正教師の小井沼真樹子、同塚口教会牧
師の山崎英穂、輪島教会協力牧師の大隅啓三が執筆。「日本史の中のクリスマス」は便利。
 特別インタビュー=現代中国の教会の姿―苦難から復活へ。日本クリスチャンアカデミー関東活動センター所長の薛恩峰が、四川大地震救済活動で、「教会が堂々と公的に」働いた、と。
 「日本の賛美歌作家たち」第9回が由木康を取り上げた。陣内大蔵の連載「旅往けば……」は、教会のコンサートに「お坊さんもやって来た!」(日本キリスト教団出版局・570円)


第2回 オフ会 詳報:岡村淳さんを迎え、ドキュメンタリー作品上映

すでにお知らせにご案内済の第2回オフ会ですが、
ドキュメンタリー作家の岡村淳さんをゲストに迎え、
作品を上映します。上映後、講師を囲んで意見交換の時間を持ちます。

以下、詳細を掲載しますので、広く呼びかけてください。

上映作品:「生きている聖書の世界――ブラジルの大地と人に学ぶ」
講  師:岡村淳氏
入場料等:会場費300円に加え、カンパをお願いします。

【講師紹介】

1958年11月7日、東京生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業後、日本映像記録センター(映像記録)入社。1987年、フリーランスとなり、ブラジルに移住。
以降、記録映像作家としてNHK、朝日ニュースター、東京MXテレビなどで20本以上の作品を放送。
1997年より自主制作によるドキュメンタリー作りを始める。
ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。
自主制作の代表作に「郷愁は夢のなかで」(1998年)、「ブラジルの土に生きて」(2000年)、「赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み」(2002年)、5時間16分の長編「アマゾンの読経」(2006年改定)、「あもーるあもれいら」第1部(2007年)など。
最新作「あもーるあもれいら」第2部を2008年12月完成。http://www.100nen.com.br/ja/okajun/

【作品紹介】

 第三世界の社会的弱者の立場から聖書を読み直し、行動しようという「解放の神学」は、今…?
そんな関心から、聖書学者の木田献一氏がブラジルを訪ねた。
 さまざまな社会的弱者の現場で奉仕するキリスト者の活動を通して見えてくるものは――。
サンパウロのファベーラと呼ばれるスラム街の女性たちの訪問を始めた女性牧師のカチア・オカダさんは、彼女たちの抱えるあまりの問題の多さに途方にくれながらも、一緒に祈りと勉強を続けている。
 アマゾナス州マナウスの神学校で働くイエズス会士・堀江節郎神父は、奥地の村や新開地を訪ね、アマゾンの大地でひっそりと生きる人たちと心を通わせている。パラナ州の佐々木治夫神父は、ハンセン病患者のための診療所を経営している。
 現在は、かつてのハンセン病患者のように社会の差別にあえぐ土地なし農民たちの支援を始めた。
後年、完成させた「赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み」の予告編的位置付けの作品。
この作品で、ひとり取材の自主制作ドキュメンタリーを完成させるノウハウを会得。


第2回 オフ会のお知らせ

第2回オフ会の日程が来週に迫っています。
詳細を改めてご連絡いたします。
前回参加できなかった方にも、是非お声がけください。
なお、なかなか集まれない貴重な機会ですので、
当日はできるだけ名刺をご用意ください。

【日時】12月1日(月)午後6時半~8時半

【場所】日本基督教団富士見町教会(千代田区富士見二丁目10-38)
    飯田橋駅西口下車徒歩3分

【対象】キリスト教メディアに携わる記者・編集者

【参加費】会場費&資料代 300円

【テーマ】ドキュメンタリーとジャーナリズムを考える

ブラジル移民としてドキュメンタリーを撮っておられる
カトリック信徒の岡村淳さんにお話をうかがえることになっています。
http://www.100nen.com.br/ja/okajun/
http://brasil-ya.com/okamura/

【内容】聖書朗読、祈祷、自己紹介&近況報告、発題、意見交換、
    今後の要望など

【その他】2次会希望の方には、新宿歌舞伎町「エポペ」http://www.epopee.co.jp/
     のご利用をお勧めします。


今週の各紙 2008年11月24日(月)

  =カトリック新聞(11月23日)=http://www.cwjpn.com
  《ペトロ岐部と187殉教者列福記念号》
★命ささげた信仰者の聖遺物=列福式で祭壇に安置
★日韓司教交流会=テーマは「移住者司牧」=韓国・マサン=互いに現状紹介
★教皇ベネディクト16世=「神と隣人への愛」で協働を=カトリック、イスラム代表者に語る
★江戸の殉教者たたえる=東京=「札の辻」で感謝の祭儀
★反キリスト者暴力続いたインド東部=「クリスマス祝いたい」=教会指導者、州政府に護衛要求

  =キリスト新聞(11月22日)=http://www.kirishin.com
★世界改革教会連盟(WARC)議長・総幹事インタビュー=“今日の世界”“教会の使命”
★バチカンとイスラム指導者が対話促進フォーラム=「教皇発言」以来の関係修復が狙い
★宗教者ら国会前で死刑執行に抗議=“命奪うのは一瞬”
★日本福音振興会が功労者顕彰=岡村、平山、スコーグランドの3氏
★東京YMCA=元職員が水増し請求=江東区に700万円未返還

  =クリスチャン新聞(11月23日)=http://jpnews.org
★グローバル・リーダーシップ・サミット=「教会の鍵はリーダー」=「聖なる不満」「健全な対立」必要
★米国教会・21世紀の奴隷制度の罪に注目
★JEA社会委員会信教の自由セミナー=「キリスト者に次善はない」=捕虜刺殺命令を拒否した元陸軍兵士
★福音派ががイスラム教国家の信仰を正教会と討議も
★韓流スター招かず=長崎らしさ演出=ラブ・ソナタ長崎


第932信 2008年11月24日(月)

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   (c)世界キリスト教情報   連絡先E-mail:cjc-skj@mail.goo.ne.jp
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  2008年11月24日(月)    第932信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼ロシア法務省、宗教関係中央団体56を解散へ?
   ▼国連で「宗教間対話を」会合、各国首脳ら参加
   ▼「解放の神学にもっと時間を」とイエズス会総長
   ▼米フォートワース教区、聖公会離脱4番目
   ▼米軍学校反対のロイ・ブルジョワ神父、破門に直面
   ▼台北でフランクリン・グラハム・フェスティバル
   ▼ドイツはサイエントロジー教会禁止を断念
   ▼コペルニクスの遺骸、DNA鑑定で確認

全文はこちら→ http://cjcskj.exblog.jp/7683800/


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