2011/02

「点字の聖書」に挑む 荒木さん

点字の聖書:甲南女子大・荒木さん、挑戦 指先集中、陶芸作品解読へ /兵庫

 西宮市出身で聖書の作品で知られる陶芸家、荒木高子氏=04年死去=の作品「点字の聖書」の解読に、全盲の甲南女子大学文学部英語英米文学科4年、荒木温子さん(22)が挑んでいる。

 「点字の聖書」は開いた聖書の中心を引き裂いた状態を表現した陶芸作品。知人が点訳した文字を薄い陶土に写し、1枚ずつ重ねるという高度な技術を用いている。85年の日本陶芸展に出展された後、遺族らが昨年11月、三田市のアトリエで発見し、他の作品9点と一緒に同大学に寄贈した。

 これまで点字の内容は判明していなかったが、来年予定している修復作業の前に内容を解読しようと同大学が企画した。

 荒木さんは難病の先天性黒内障。講義で配布される資料は「音声ソフト」で文章を音声に変換するなどして学んでいる。

 「点字の聖書」は右ページの損傷が激しく、左ページの18行の解読に挑戦。点字がつぶれたり間隔が一定でないため、友人の人間科学部総合子ども学科4年、今井希さん(22)に位置を教えてもらいながら、指先で点字を読み取る作業を続けている。荒木さんによると、点字は日本語で「わたしたちはアブラハムの子孫」「あなたがたに自由を」といった文字が刻まれているという。これまでに半分の内容が判明した。

 同大学はキリスト教関係者に判明した文章と聖書を照合してもらい、聖書のどの一説を作品にしたかを特定する。修復後は図書館の閲覧室で公開する予定。荒木さんは「崩れている部分があり読み取りは難しいが、どの部分を作品にしたのか気になります」と話している。

(2011年2月26日 毎日新聞)


2011年02月27日のつぶやき

  • 教会からの帰りに、「お子さまラーメン」でチープな玩具をゲットしてご満悦の兄妹。これからプラネタリウムへ。確実に寝るな…。 Posted at 01:36 PM
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2011年02月26日のつぶやき

  • 昨日は久々に再会した友人を連れてエポペへ。早い時間だったこともあり、初めて「貸切」状態でした。 Posted at 11:51 AM
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  • RT @makoto9: 【本日開催】『Howling in the Night 2011~押井守、戦争を語る』本日15時より(昨年より開始時間が早いので注意!)当日券あります!イベント詳細→ http://bit.ly/6Tqg9v Posted at 11:45 AM
  • 2/25付「週刊金曜日」の“尾木ママ”インタビュー。「これまでNHKの番組で一生懸命、スペシャル番組や何かでやってきたけど、さんまさんの番組で一分しゃべった方が、はるかに浸透するんです。…笑いながらだと、すぽーんと分かるんです。人間て不思議ですね」 Posted at 11:43 AM
  • 「愛し合っていたら高校生でもいい」と主張する大人の皆様へ(2) http://t.co/a6KBXnE Posted at 06:22 AM
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2011年02月25日のつぶやき

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  • 五島列島 カクレキリシタンとカトリックの胸の内 http://t.asahi.com/1e1g Posted at 02:31 PM
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久々の珍問答 ザウルス編 ~プチ哲学の巻~

例によってお風呂で生まれた
長男ザウルス(5歳)との対話。

まずは好き嫌いの話。
前から「先生も友達もみーんな好き」と
公言していた長男に質問してみました。

 「嫌いな人はいないの?」
ザウルス 「いるよ。ひったくりとか
   ドロボーさんみたいな悪い人」
 「……そ、そっか。でも、悪い人もみんな
   昔は赤ちゃんだったから、生まれた時から悪かったわけじゃ
   ないんだよ(キリスト教でいう「原罪」の問題は置いといて…)」
ザウルス 「うん。だから、ひったくりとドロボーさんも、
   すぐごめんなさいしたら許してあげる
 「そうだね。それでいい人になったらいいね

さらに話はより哲学的な方向に……。

ザウルス 「天国って地球の外にあるの?」
 「うん」
ザウルス 「地獄も?」
 「うん。たぶんね」
ザウルス 「じゃあ、極楽は?」
 「……(そう来たか) 極楽って知ってるの?」
ザウルス 「言葉では知ってるけど、何かはわかんない」
 「じゃあ、天国は?」
ザウルス 「アメとかお菓子がいっぱいあるとこ。
   死んだ人が行くんでしょ?
   H(園の友達)のおじいちゃんもいるんだよ」
 「あと、神様もいるよ」
ザウルス 「あ、そうか。天国と『天』って一緒だね。
   『天の神様、おいしいごはんを…』ってお祈りするもんね。
   じゃあ、ごはんは天国の人が作ってるの?
 「う~ん……

さらに今度は天体の話に……

ザウルス 「月って地球のおとなりにあるんだよね
 「よく知ってるね。だからあんなに大きく見えるんだよ」
ザウルス 「星は?」
 「月よりもずーーっと遠くにあるから小さく見えるんだよ」
ザウルス 「そっかぁ」
 「でも、ホントは月と同じぐらいおっきいんだよ」
ザウルス 「こーのぐらい?」(両手を広げてみせる)
 「そう。それに、地球と同じようにとかもあるし……」
ザウルス 「そうだよね。こーやって、こーゆー形して……」
   (何やら指で形をなぞり始める)
 「(……それって、もしかして星型!??
   実際はそんな形してないからね)」

そしてそして、終いには恐竜がいたころの話、
進化の話、人間が生まれたころの話、
お薬のないころはすぐに死んじゃったとゆー話と続いた挙句、
最後にひと言。


ザウルス 「人間って生きるためにあるんだよ


……5歳児おそるべし

一体どんな脈絡でそんな名言が飛び出たのか、
記憶が定かではないのですが、とにかく
ビックリするやら感心するやらの
豊かなお風呂タイムでした。


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